【理学療法】問題点の整理の効果的な方法を紹介します

理学療法

日々の業務ではさまざまな問題が生じると思います。

リハビリ(臨床)、書類、人間関係、管理業務と理由はさまざまだと思います。

今回はそんな業務の際に生じる、

問題点の整理の効果的な方法

についてお話ししていきたいと思います。

私自身は、

10人程度のまとめ役で班員と接していく中で問題点を整理
1日15〜18単位程度の取得の中で臨床での問題点の整理
他部署や医師との会議に参加して問題点や方向性の整理

を行なっています。

さまざま問題は生じ、考えながら臨床やその他の業務にあたるので私の経験や問題点の整理の方法が活用できたらと思います。

共通して行うことは、

紙に書き出してそれをカテゴリーごとに整理して整理する

ことが大切です。

頭の中だけで考えてたり、ただ羅列するだけでは整理できず、解決には至りません。

いい解決方法や早く解決したいのであればまずは正確に整理することが大切です!

日々行うことを、もれなく実施するには手書きTODOリストを推奨していますのでそちらに関してはこちらの記事を参考にしてみてください。

手書きTO DOリストを活用した生活習慣を紹介します

 

それでは見ていきます!

 

 

臨床での問題点の整理の方法

学生時代にレポートをまとめるのが好きな人はいないんじゃないかと思います。。。

私自身症例発表はとても苦手でした。

今は、得意というわけではないですが、何回かやっていくうちに苦手意識はなくなったように思います。

経験年数が経てば経つほどいいものをと思うばかり距離を置いてしまいがちだと思います。

ですが、

しっかりと問題点を捉えてリハビリをする

ことは「より良いリハビリをする」、「正確な目標を提示できる」と理学療法士をはじめとするセラピストには求められるスキルだと思います。

問題点の整理には伝統的ではありますが、ICFを用います!

身体機能・心身構造
能力
参加
個人
環境

に分けて書き出します。

この書く作業で問題点がごちゃごちゃになるのを防ぐことができます!

ただ漠然と「筋力が低下してて歩行時にふらつきがあるから歩かせることができない/外出ができない」ではよくないのは明らかです。

ですが、意外とこういった話もよくあります。

もう一歩踏み込んで評価をしていかないと何を改善したらいいのかよくわかりません。

漫然としたリハビリは、利用者の方にいいことはないどころか不利益さえあります。

方向性も目標もはっきりとせず、他部署や医師との会議で内容を指摘され担当者も大変な思いをすることになるのをよく目にします(私自身度々経験します)。

そういった悪循環を解決するためにも問題点の詳細な把握とそれらの関連を探る作業は欠かせません!

症例発表に関してはこちらの記事も参考にしてみてください。

【新人さん必見】症例報告の書き方【理学療法士】

 

 

働く上での問題点の整理の方法

「問題点を整理して解決に導く」といった働く上での問題点の整理の重要性は、理学療法士以外の仕事の経験はないですが、他の仕事も大差ないように思います。

さまざまな仕事において、問題をしっかりと捉えてそれに対して一歩ずつ解決に向けて進むといった作業は大切だと思います。

目の前にある問題点が、

自分の問題
自部署の問題  (人かシステムか)
他部署の問題  (人かシステムか)

にきちっと分けて考える必要があります。

なぜなら、

解決方法が全く違う

からです。

解決方法が違うのにごっちゃにしても解決しません。混ぜるな危険です。

まずは問題と思うことを紙に書き出していきます
その上でその並んでいる問題点がどのカテゴリーに分かれるかを考えます。

それぞれ問題点がどんなもので整理の仕方を見ていきます。

 

自分の問題

問題点に関して自分が関与してる例も数多くあると思います。

目の前の問題を書き出していくと、

経験が不足している
知識が不足している
技の熟練度が不足している

などが挙げられます。

わかっていても体が動かないといけない作業は多いと思います。

原因もさまざでそれに対する解決方法もさまざだと思います。

ですが、重要なのは

自分の問題は自分で解決するしかないということが書き出して整理することで明らかにできるかどうかです。

整理することで、自分の問題点は自分で解決するべきということが浮き彫りになるはずです。

問題点別に解決方法を考えていくことが大切です。

それらを一緒に解決するために、上司や先輩はいるのでしっかりと頼って解決に向かってください!

 

自部署の問題  (人かシステムか)

書き出した問題点が自分以外にあると感じることがあると思います。

しかし、大抵の場合は自分が対応することが解決策の一つであることが多いです。

その中でも、

自分がどうあるべき、どう行動すれば

といった解決方法を考えるにはやはり問題点を書き出すのが重要です。

ですが、

相手やシステムというのはすぐには変わりません。
自分以外の変化を待ったり、期待しすぎるのは自分自身の成長を遅らせます。
しのたく
しのたく

そうは言ってもそんな強くないよ・・・

という声が聞こえてきそうですね。。。

問題を解決するのか、回り道をするのか、背を向けるのか、方法はいくつかあるように思います。

向き合い続けることで、解決した先の達成感や仕事のしやすさ、評価を得られたり、成長を感じたり、やりがいにつながると思います!

目の前の問題を整理し、自分の行動の変化で解決できるところまで細分化して解決に向かえるいいと思います!!

 

他部署の問題  (人かシステムか)

書き出した問題点を考える上で最も大変で厄介なのは、他部署の人やシステムが問題点をして上がるケースです。

自分の部署の人ですら大きく変わることが難しいのに、考え方や環境が違うところで働いている人を変えるのは至難の業だと思います。

ですが、人による問題点に関しては、

「問題点の共有」

といった別の切り口から共感を得ることで問題点を緩和できるかもしれません。

そういった人に関する問題は解決に向かう方法はあるかもしれませんが、

システムを変えるというのはさらに難しいかもしれません。

自分の関わりを変えてみることで問題点の解決に向かう必要があります!

もしくは、あまり深く関わりすぎない、深く考えすぎないなどマインドチェンジで乗り切るしかない場合もあります。

どっしりと構えていきましょう^^

 

アウトプットをするスキルが重要

書き出すことで問題点の整理をする上で重要なのが、

アウトプットをする

ことです。

アウトプット(表出)は、

頭の中を言語化する
考えを行動に移す

どちらもアウトプットといえます。

紙に書くだけが表出ではなく、誰かに話しかける、自分の考えを表すこと全てがアウトプットとといえます。

何をアウトプットしたらいいかわらない人はインプットからやるといいと思います。

机に向かい本を読む、誰かの話を聞いた後にそれらを行動に移すことで、アウトプットが起こしやすくなります!

また、アウトプットが増えてくると人との関わりが増えてきます。

周囲からの評価が上がるかもしれませんし、問題点の解決がよりスムーズになるかもしません!

自分から進んで行動していきましょう!

アウトプットに関してはこちらの書籍が非常に参考になります!

ぜひ読んでみてください!

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まとめ

問題点の整理の方法について解説してきまいた。

大切なポイントをまとめます。

自分の問題か、それ以外の問題かを正確に分ける
いずれにせよ自分が解決する方法が大切で早く解決に結びつく
問題整理・解決にはアウトプットするスキルも非常に大切

といった内容をお伝えしてきました。

しっかりと考えて、自分なりの考えが根拠を持ってもてたらそれでいいと思います。

それに対して自分ができることをしっかりと取り組んでいくことで変化は必ず起きると思います。

途中はとても大変で辛くもありますが少しでも前進していってください!

しのたく
しのたく

段々と変化は現れてきます!

問題解決の一助になれば幸いです^^

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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