【リハビリ】やる気にさせる声かけの仕方【後輩指導編】

理学療法

新人職員や後輩職員の指導役・班員のまとめ役を任せれている方で一番の悩みが、

やる気の引き出し方

なのではないでしょうか?

私自身、5人ほど新人職員の教育を経験し、現在は8人の班のまとめ役を行なっています。

そんな私が経験し、実感した、

やる気を出させる声がけ

について考えますので最後までみてください!

この記事を見てわかること

やる気にさせる声がけの仕方
やる気を持ち続けてもらう方法

それでは見ていきましょう!

 

やる気にさせる声がけの仕方

担当新人や後輩の中で「やる気のない人」はどれだけいるでしょうか?

その人だけがやる気がないかみんなそうなのかは大きな違いがあるのでよく観察が必要です。

今回は、「特定の人だけ」が「やる気」がないという前提で話を進めていきます。

原因とその対処についてみていきます。

 

何をやったらいいかわからない・・・一連の流れを経験する

特に新人さんなど若手のスタッフに多いのが、

何をしたらいいのかわかならくて何もできていないようにみられてしまう

ということです。これは仕方のないことです。(努力はもちろん必要です)

そう言った場合には(時間は能力に応じて設定する必要がありますが、)まず1症例を最初から最後まで自分で考えてもらいましょう。

一連の流れを掴むことがわかれば、

次に何をするか

を考え始めるのでぼさっとすることが減ってくると思います。

この「一連の流れ」が病期や所属によって違うので一概に言えないのが難しいところです。

例えば、急性期であれば1ヶ月もあれば一連の流れが終わってしまうかもしれませんが、回復期や維持期では3ヶ月程度かかる場合があります。

経験する時間を短縮するためには、いろんなスタッフの経験を共有して経験値を増やしていくしかないです。

 

何を学んでいけばいいかわからない・・・少し高い目標を提示して解決方法を考える

次に当たる壁なのが、

何を自己研鑽として学んでいけばいいかわからない

ということだと思います。

手当たり次第参考書を読むのは得策とは言えません。

学習に対する意欲や必要性が低いと感じているので効果的じゃないからです。

そこで新人さんや若手スタッフに関わる人は、

ここか改善したらいいと思うけどなんで変わらないかな?

など具体的かつ段階付けのあるような質問で考えを引き出すといいと思います。

 

しのたく
しのたく

その過程で起きる学習は積極的に取り組め効果的です!

 

症例発表も似たような性質があるので学習機会を設けるにはうってつけだと思います!

(※発表の準備をするのは非常に負荷のかかる作業なので課すのは慎重に)

また、学んでいくことで

自分自身の成長=仕事が楽しくなる(楽になる)

ということが徐々に実感できます。

やることが明確になると作業が効率化されます。

そうすると上司や先輩に口を挟まれる頻度が減っていったり、自分のペースで仕事ができるようになっていきます!

そうなると教育的には次の段階がありますが、

まずは目の前の自分が行うべき作業の効率化を行えるように導いていく

といいと思います。

 

意欲が湧いてこない?・・・メンタルに不調をきたしている?

声がけにもあまり反応がなく、面と向かって話ができない状態はあまりいい状態とは言えないと思います。

負荷をかけるような接し方は良くないので悩みを聞き出してあげるといいと思います。

とても落ち込んでいる人に対して、悩みを聞き出すのは得策じゃない場合もあるので、そう言った時にはそっと仕事の量を調整してあげてください!

本人の中で余裕が出て来れば、きっと仕事にも前向きに取り組めるようになってくると思います!

 

 

やる気を持ち続けてもらう方法

上記に紹介した考え方を理解するとやる気を常に100%じゃなくても、80%くらいを維持することができます。

逆に100%を発揮し続けるといずれ30%や0%に急激に下がる恐れがあるのでお勧めはしません。

やる気をキープする方法として上記で紹介したような、

自分自身の成長を実感できる
作業の効率化による楽しさ

などは誰しも感じることではありません。

そこで一緒に考えておきたいことが、

自分自身の成長とその先にある将来

です。

自分自身の将来(やりたい趣味、送りたい生活、家族との時間の作り方など)

を意識するようになると、

①まずは目の前の仕事

②次に将来への過ごし方

と考えることができます。

①に関しては紹介した通りなのでこの章では②について深く考えていきます。

あなた自身がこの考えを持って働いていると周りにいる人も気づいてくれるかもしれません。

また、仕事の話ばかりでなく、

プライベートの過ごし方や趣味について

話をすることで、意識される部分もあると思います。

 

将来へ向かって今できること・やること

将来の生活は今の生活の積み重ねでできていると思います。

どんな過ごし方をしたかによって決まります。

それは家庭を持つことや子供を授かることだけではありません。

趣味にどれだけ時間を費やすか

休みの日の過ごし方

などプライベートにどんなことをしたいかなども重要だと思います。

休みを充実させる=仕事に打ち込む

ということは自分自身が経験してきたことでもあります。

今となっては少し違う視点になってきていますが、あなたが接している若手のスタッフは今まさにプライベートの充実を図りたいと考えているかもしれません。

このことを念頭に置いて、話をすることで「やる気を持ち続けてもらう」ことができると思います。

 

仕事環境に嫌気が差してやる気が持ち続けられない

この理由もたまに聞きます。

大人数が所属している職場なので職場を変えていく人も多いです。

別に職場を変えることは悪いことだとは思いません。

大事なのは、何を目的に職場を変えるのか

ということだと思っているからです。

自分の考え方を変えれば解決する問題も多く存在します。

自分は変えずに自分に合う職場を探すんだ!

もいいですが、私にはそんなバタバタとした生活はできないと思います。

やる気が持続する方法の一つとして転職を考えている方はこちらを覗いてみてください!

 

まとめ

今回の記事では、

やる気にさせる声がけの仕方
やる気を持ち続けてもらう方法

について紹介してきました。

簡単にまとめると、

まずは仕事を経験させて見える化する
目標設定は少し高めくらいがちょうどいい
仕事を充実させたい目標を意識させる(趣味など)
完璧な職場は無いので自分自身と変えることも考える

です。

まとめすぎて何が書いてあったかわからない人はまた戻って読んでみてください!

しのたく
しのたく

それでもわからないよ!もう少し詳しく聞かせて!

という方はTwitterかInstagramのDMから連絡ください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました