今回は、出来るようで意外と出来ていないことも多いと思う、相談について書いていこうと思ってます。
治療技術やhow toではなく、働く上で重要なマインドについての発信になります。
以前にもマインドに関する記事はいくつかありますので気になる記事がありましたら合わせてお読みください。
また、自分の自己紹介ページもありますので人となりはそちらをご覧ください。
それでは見ていきましょう!!
相談に必要な事①質問力
相談する前に自分でどのくらい考えられているか、どのくらい調べられたか、どんな答えを知りたいかなど相談をする前に用意しておく事を質問力と言います。
これらが無く「ただ思った事」を言うだけでは相談と言うよりは雑談や事実の報告に留まってしまいます。
という質問では自分の考えがどの程度まで進んでいたかがすぐにわかりますが、
〜はどうしたらいいですか?
と漠然と質問するのは答える方もどこから答えたらいいかわからずに時間だけ余計にかかってしまうでしょう。
まずは質問力を意識して相談内容を見極める準備しましょう!
相談に必要な事②相手の準備
自分がどんなに質問力を意識して相談事を準備してあっても相談したい相手が忙しそうにしていたり休みたいような様子があると相談に乗ってくれないかもしれません。
相談したい事を準備し終えたら相談したい相手の準備を待ったり、用意のできているときを見計らって声をかけたりしましょう!
予め声をかけておき、時間を作ってもらうのも有効だと思います。
見た目だけでは忙しさを判断するのは難しいからです。
相談に必要な事③一回に長くより短く小まめに
相談をしたいからと言っても一回時間を作ってもらった際に長々と相談するわけにはいかないと思います。
相手の都合もありますし、そもそも長々となってしまうと言うことは質問力が足りていない可能性があるからです。
長くなってしまうようなら自分の考えをまとめ直したり、調べられることは調べたほうがいいです。
短めの相談を小まめに出来るようになるのと、質問力が養えるだけでなく、短くて伝える事が上手くなり相談する回数も増えていきます。
そうする事であなたの疑問は次々に解消していくでしょう。
相談に必要な事④相談は恥ではない
日本人の中には、
相談する事自体恥だ!
よくない事だ!
見て技を盗め!
など古い風習が未だにあるかもしれません。
しかし、今時そんな事をしている所は減ってきているのではないでしょうか?
理学療法士を目指す学生のカリキュラムも代わり、見学をするだけでなく体験したり、指導者と一緒に介入を行う事で学んでいく方針に変わっています。
分からないことがあったら相談する。
これが出来るのと出来ないでは個人の成長の幅に大きく関わってきますし、相談する手段を持っておくだけでも先々の不安が改善したり緩和することでしょう。
相談に必要な事⑤相談の好循環を作る
相談してアドバイスをもらえたら実行するのは当然です。
しかし、忘れがちなのはそのアドバイスがどの程度活きたかを相手に反応を返すことです。
反応がない相談はあまりやりがいのないものになってしまいがちです。
アドバイスした側も正しいか正しくないか判断がつきにくいです。
相談を受けた側の人が「どうなったか教えて」と一言加えるだけで好循環は作れると思います。
双方が相談の後の反応や出来事について意識する事が大切です。
最後に
相談に必要な事について紹介していきました。
この記事を読んでいるご自身の状況に応じ活用してみてください!
私の職業である理学療法士という仕事は相談が欠かせない仕事です。
日々状況の変わる状態について先輩後輩、他の部署の人に相談を常に行う必要があります。
こういった職業は他の仕事にもあるのではないかと思います。
同じように「相談」を必要とする仕事は多いのではないかと思います。
これらの相談について必要なことを参考にして相談を円滑に進め、仕事のレベルを高めてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
他にもマインドに関すること、新人理学療法士に向けての記事があるのでそちらもご覧ください!