【若手理学療法士向け】症例発表のスライドの作り方【タイトル導入】

理学療法

症例発表は若手の理学療法士にとって避けて通れない登竜門だと思います。

私自身の経験をもとに書き方を紹介していきます。

私自身は、

認定理学療法士(脳血管)取得
都道府県士会の地域のブロックで発表経験あり

とさまざまな経験をしてきたので教えられることがあると思います。

全6記事で紹介するので気になるタイトルをご覧ください。

(記事が完成次第更新していくので更新されたらご覧ください)

今回の「タイトル導入」で重要なことは、
「自分が伝えること、報告すること、悩んでいることを明らかにする」
ことです。聴く人の意識を発表に向いてもらうのが目的になります。

症例報告の書き方についてもまとめていますのでご覧ください。

【新人さん必見】症例報告の書き方【理学療法士】

 

いきなりパソコンを開かないで紙に書く

よくありがちなのがスライドを作る!といきなりパソコンを開くという事です。

パソコンでいきなり文字を打ち始めても5分でつまずいてしまうと思います。

評価や考えなどをまとめておくのはもちろんですが、スライドに書く内容を考えておくことも大切です。

文字数や配置を考えながらのパソコン操作で時間が多くかかってしまいます。

裏紙にスライドのような四角を書いて書きたい内容と配置を考えてからパソコンを開きましょう!

時間が圧倒的に節約できておすすめの方法です!

 

文字は多すぎないで要点のみにする

伝えたい内容が多くてつい文字ばかりのスライドが完成しがちです。私自身もこのバランスでいつも悩みます。

ですが、文字は多すぎてもかえって伝わりません。

口頭で補足する内容もあらかじめ考えながらスライドを作っていきましょう。

ただ、内容を削りすぎてもうまく伝わらないので内容を精査しつつポイントを押さえてスライドを作り込む必要があります。

また、発表内容に直接関わらない記載は基本的には不要です。

図解や表なども活用するといいかもしれません!

 

発表時間に合わせたスライド枚数にする

発表時間に合わせたスライド枚数を作るのが重要です。

作成する枚数の目安は発表時間1分に対して1スライドです。

タイトルや参考文献もカウントします。

1スライドの発表に1分程度かかりますし、実際の発表はどうしても早くなってしまいます。

ゆっくり伝わるように発表すると1スライド1分を見ておいた方がいいです。

文字数を絞るあまり、口頭で追加する内容が増えすぎても同じスライドで長々とした発表になってしまうので注意が必要です。

45分程度発表時間があった時は数枚多めに用意しておき、聴いている人の反応を見て飛ばしたり時間を確認しながら変更することもできます。

10分以下の発表なら時間に応じた枚数で構わないと思います。

 

タイトル導入

メインテーマを伝える最初スライドですが、非常に重要なスライドになります。

今回の記事ではこの導入の書き方について紹介していきます。

タイトル導入のスライドは、

自分が伝えること、報告すること、悩んでいることを明らかにするスライド

です。

最初にこれから伝える内容が大まかでも伝われば、聴く人の意識を発表内容に切り替えることができます。

少し変わった分野だったり、珍しい病気や障害の場合は知識の復習をしてもいいかもしれません。

ここの部分がうまく作り込めないと、

しのたく
しのたく

この人は何を言っているのかな?

と疑問が拭えないまま評価だったり、統合と解釈に進んでしまう恐れがあります。

そうなってしまうとせっかく考えたことが十分に伝わらない可能性があります。

最初に要点を伝えて意識を集中させることが何よりも重要です。

あくまで一例ですが、少し作ってみたのでご覧ください。

発表内容をまとめたもので、これからどんな話をするかがわかります。
発表内容が特に変わったものでなくても、自分が言う内容を修飾する意味でも知識の復習はした方が説得力は増すと思います。
参考になるかわかりませんが、文字だらけだったり、情報が整理しきれないよ!と言う方は上記程度の文字数が聞く人もわかりやすいと思うのでみてみてください!

発表がうまくいった人もうまくいかなかった人も

発表は一度終えると達成感と共に、

やり切った!楽しかった!勉強になった!

といったポジティブな感想と、

たくさん質問があってきつかった、大変だった、できればもうやりたくない

というふうにネガティブな感想もあると思います。

うまくまとまらなかった時ほどネガティブな感想が多く出る経験があります。
逆に満足したものが完成して発表を終えるとやってよかったと思えます。

発表の回数や好みもあると思いますが、

最初は誰でもうまくいかないもの

だと思います。

しのたく
しのたく

質問や指摘を持ち帰り次に活かせるようにしたら良いと思います^^!

次の発表がうまくいくように参考書の準備も忘れずに!


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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