この記事を読んでいる理学療法士をはじめとした医療職の方々、日々の自己研鑽お疲れ様です^^
令和2年度中止となっていた認定理学療法について令和3年度の動きが発表となりました!
(正確には令和2年12月に発表になっていましたが、先日書面でも改めて案内がありました!)
自身も令和1年度のWeb試験(開催は令和2年5月でした)での認定理学療法を脳卒中の分野で取得しました!
以下はそのあとに作成した記事です。合格直後で自分の考える理学療法の展開について書いています。
本日はその認定理学療法に関する情報を記事にしてみようと思います。
取得を考えている方は既に知っている内容かもしれませんが私見も含め記事を書きますので最後までご覧ください!
また、症例報告の書き方がよく分からないという方向けに少し触れていますので参考になれば幸いです!
それでは見ていきましょう!
症例報告の受付期間が例年と変更になりました
令話3年度の認定理学療法の受付期間が発表になりましたね。
例年と比べ、症例報告の提出時期が早まっているので注意が必要です!
今年は、
となっています!
症例数は例年と同じで10症例を提出するみたいです!
1症例ごとに採点され10症例で250点満点(1症例あたり5項目5段階の25点満点)となっています。
症例報告については150点以上の獲得で合格ラインになるようです!
※筆記テストやポイント申請も合否には加味されます!
(ポイント申請は正確に所定のポイントが申請できていれば問題ないです)
そろぞれの症例で3点以上取得できれば症例報告に関しては合格になります。
合格後も症例報告で何点獲得したかは通知されないので何点だったかは不明ですが、試験との総合判定されるようです。
この後は、自分が症例報告を書く際に意識したポイントについてお話ししたいと思います。
評価をきちんと行う
第三者が読んでもわかるようにするためにはまず客観的な評価が大切になります。
脳卒中の分野であれば、BRSやSIAS、SARAが役に立ちます。
基本的な評価としてFIM、バランスの評価としてBBSも有効です。
いずれもカットオフや予後が研究されているものが妥当性も得られていると思いますのでオススメです!
その際、推奨グレードとエビデンスレベルは参考にするといいかと思います!
上記の中にもAとBや記載のないものがあるのでガイドラインはぜひ目を通してください!
介入内容を明らかにする
評価をもとに何をしたかが肝心です。
その介入内容も妥当性が得られているものであれば効果があると誰が読んでも明らかですね!
例えば、同じ立位練習でも、
「バイタルサインを意識し立位練習を実施しました」
よりも、
の方が説得力が増すのは明らかです。
対象者にとって何がいいからこれを選択したと明確な理由があった方がいいと思います!
得られた結果を明確にまとめる
いわゆる考察の部分です!
評価と介入内容がしっかりとまとまっていたら考察はそんなに難しくないと思います!
後は最終結果とともに記載すると考察の完成です。
文字数が意外と多くなりがちですが、1症例あたりフォーマット1枚分が適切な分量になりますのでうまくまとめるのも大事なスキルということになりますね!
ポイント申請書類は11月中で変わりありません
ポイント申請については自身が行った時期と同じように感じます。
令話3年度は、
となっています。
症例の提出とは時期が異なりますので注意が必要です。
また、ポイント申請がうまくできずに不合格になってしまった人もいますので十分に確認が必要です!
新型コロナウイルスの影響で対面の講義が減った一方で、オンラインでの講義も充実されると思うのでポイントも稼ぎやすく新規取得には追い風なのではないかと思います!
希望分野ごとに取得するべきポイントが変わりますので協会のホームページを参考にしてください!
筆記試験の対策って?
最後になりますが実際の試験についてです。
これに関して言えることは、
ということです。
どんな問題が出るかはその年によって違うと思います。
私が今回受験した【脳卒中】に関してはガイドラインの改定があったので必須研修の内容も改定があるんじゃないかと思います。
研修で学んだ内容をしっかりと復習して試験に臨んでください!
どうしてもどんな問題が出たか雰囲気だけでもという方はTwitterからDMください!
最後に
理学療法における【認定】は看護師と違い施設基準でもあまり重宝されていないですし、協会でも認定についてはあくまで自己研鑽といった扱いにとどまっています。
ですが、養成校も増え、理学療法士の人数も増え続けており、選ばれる時代が来るのではないかと思っています。
この記事を見ている理学療法士をはじめとしたリハビリ職員には是非認定を目指してもらいたいなと思います!
その際にこの記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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